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チャットボットとAIエージェントの違いとは!?

作成者: INFONIC営業|2025-05-14 08:26:56


務効率化や顧客対応力の強化を目指す企業にとって、対話型システムは今や欠かせない存在です。
中でも「チャットボット」と「AIエージェント」は混同されがちですが、実はその仕組みも役割も大きく異なります。
本記事では、それぞれの特徴や違い、そして今なぜ「AIエージェント」がビジネスにおいて重要なのかをわかりやすく解説します。

そもそも「チャットボット」って何?

あらかじめ決められたルールで対応する「自動応答ツール」
 
チャットボットは、事前に設定されたシナリオやキーワードに基づき、ユーザーからの質問に自動で応答するシステムです。
例:👤「営業時間を教えてください。」
  🤖「平日9:00〜18:00です。」
想定された質問にはスムーズに対応できますが、それ以外の柔軟な対応には限界があります。


主な特徴

・ルールベースで応答
・定型のFAQに特化
・導入・運用コストが低め

活用シーン

・よくある質問の自動対応
・簡易な受付業務や問い合わせ窓口の代替

じゃあ、「AIエージェント」って?

文脈や意図を読み取る「次世代型対話AI」

AIエージェントは、自然言語処理を活用してユーザーの発言の文脈や意図を理解しながら、柔軟に対応できる高度なシステムです。
例:👤「さっきの注文ってキャンセルできる?」
  🤖「4月18日にご注文いただいた商品ですね。キャンセル手続きをご案内します。」
曖昧な表現や複雑な問い合わせにも対応でき、ユーザー一人ひとりにパーソナライズされた体験を提供します。

主な特徴

・自然言語処理による会話理解
・顧客データをもとに提案や判断が可能
・継続的な学習による性能向上

活用シーン

・カスタマーサポート全般
・業務自動化のフロント対応

チャットボット vs AIエージェント

項目 チャットボット AIエージェント
対話方法 ルールベース 自然言語処理
柔軟性 低い 高い(文脈・感情分析含む)
システム連携 最小限 CRM・基幹システムとの連携可能
学習能力 なし 継続的な機械学習で進化
活用例 FAQ自動応答 複雑な問い合わせ、業務支援

 

なぜ今「AIエージェント」が注目されているのか?

現代のビジネスでは、「ただ答えるだけ」では不十分です。
ユーザーごとに異なるニーズや状況に対し、スピーディかつパーソナライズされた対応が求められています。
そこで注目されているのが、Salesforceが提供する次世代AIエージェント「Agentforce」です。

Agentforceは、従来のチャットボットにはない以下のような価値を提供します:
✅ 顧客情報をリアルタイムに参照
✅ 業務アプリとの高度な連携
✅ 継続的な学習による精度向上
✅ スピード・正確性・丁寧さのバランス

すでに多くの企業が、問い合わせ対応の効率化やCX(顧客体験)の向上を目的に導入を進めています。

まとめ:どちらを導入すべき?

導入の目的によって、最適な選択肢は変わります。
目的 おすすめ
よくある質問への対応を自動化したい チャットボット
顧客対応の質を高めたい・業務を効率化したい AIエージェント

 

導入をご検討の方へ

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